みなさんこんにちは。管理人のkujiraです。
シリーズ第二回となります。
今回もパチ回で、「第二回 期待値計算①」です

はじめに

第二回ということで、今回はパチンコの期待値計算の方法を説明していきたいと思います。
期待値計算をするためには「予想出玉」と「予想投資」が計算できるようになれば良いのですが、そのためには6つのキーワードについて理解する必要があります。
また、初心者の頃は必ずしも「予想出玉」と「予想投資」を自分で計算できる必要はなく、補助ツールや計算シートなどを使いこなせるようになれば十分です。
今回はそれらのツールを使うことができるように、説明していきます。

また、今回の記事は、前回挙げた「パチンコで勝つために必要なこと」の1位と2位の部分に相当します。

1位:正確な期待値計算ができること。
2位:自分が打っている台の実力を把握する。
3位:釘読み。
4位:店選び。
5位:止め打ち、ひねり打ちなどの技術介入。

期待値計算に必要な6つのキーワード

①:回転率
②:平均出玉
③:換金率
④:トータル確率
⑤:通常時総回転数
⑥:持ち玉比率

 

①回転率

「250個の玉(1000円分)で何回転まわるか?」が回転率となります。
例えば10000円で210回まわった場合、回転率は21.0となります。
出し方は、210 ÷ 10000 × 1000 ですね。
下記に文字でしっかり定義を書いておきますね。

回転率 = 通常回転数 ÷ 投資 × 1000

わたしは良く、1000円分の玉(250個)で21回まわりますという意味で、後ろに21.0回転/k  といった単位を付けて記述しています。
kというのは1000という意味です。
良くボーダーとかいう単語を聞きませんか?
理論上プラマイゼロとなる回転数をボーダーという言い方をします。
みなさんもご存知と思いますが、少ない投資でたくさん回ったほうが良いに決まってますよね?
ですので、この回転率は、高ければ高いほど良いです。

この回転率は、自分で打ちながら測定するものです。
毎回しっかりと測定する習慣をつけましょう。

 

②:平均出玉

1回あたりの大当たり出玉を平均化したものが平均出玉となります。
例えば4R大当たりが50%、6R大当たりが40%、15R大当たりが10%の台があったとします。
1Rの出玉は90個とします。
すると平均出玉は531個となります。式は以下のとおり。
4R × 0.5 × 90 + 6R × 0.4 × 90 + 15R × 0.1 × 90 = 531個

平均出玉 = 大当たり1回で得られる出玉を平均化したもの

この平均出玉、自分なりに数えて算出するのが一番ですが、初心者の場合は雑誌やサイトの値などを調べて運用するようにしましょう。
「機種名 平均出玉」とかネットで検索すれば出てくると思います。
平均出玉が載ってないページが結構出てきますが、ちゃんと載せてくれてるページを探しましょう。
パチンコ攻略マガジンやパチンコ必勝ガイドにも載っています。
わたしはパチンコ副収入のすすめさんをいつも利用しています。(このページは有料ですが)

 

③:換金率

これはお店のルールで決まります。
等価と呼ばれる店は、1玉4円で交換してくれるお店です。
3.3333円だとか3.0303円、3.57円、3.636円などのお店を良く見かけます。

お店ごとに違うので、しっかりと把握するようにしましょう。
しかもこの換金率、たまに変わるので注意してくださいね。

 

④:トータル確率

正直このワードが1番わけわからん単語だと思います。
個人的な見解では、計算上使いやすいからわざわざ作ったものだと思ってます。
もともとの定義は以下の通り

トータル確率 = 大当たり確率の分母 ÷ 平均連荘

具体的には例えば、大当たり確率1/350で平均連荘3.5の台があったとします。
大当たり確率の分母は350なので、350 ÷ 3.5 = 100となり、100がトータル確率となります。
何故わざわざこんなことをするかというと、トータル確率が非常に分かりやすい指標となるし、計算もしやすくなるためです。
この100という数値が実は、1回の大当たりを得るために必要な回転数となっているのです。
例えばこの台の平均出玉が1500個だとした場合、
「100回転まわすと1500個出玉がもらえますよ」という意味になっています。
ということは・・・1500個の玉で100回転以上まわれば、プラスの台ということが分かりますね。
1500個分の出玉は、6000円分に相当しますから、16.7回がボーダーとなることが分かったり、かなり便利な指標なのです。
話がそれましたが、このように「1回あたりの大当たりを得るのに必要な回転数」という意味を持つので、わざわざトータル確率という数値が使われます。
「習うより慣れよ」と言いますし、よく理解できなくても実践で使いながら理解していけば良いと思います。

ちなみにこのトータル確率は、自分で計算するのは中々難しいです。
機種ごとにも違いますので、毎回ネットで検索して調べるようにしてください。
「機種名 トータル確率」でたくさん出てくると思います。
こちらも、パチンコ攻略マガジンやパチンコ必勝ガイドに載っています。
わたしはいつもパチンコ副収入のすすめさんをいつも利用しています。

 

⑤:通常時総回転数

案外これがデータロボに表示されなかったりするので、メモなどする必要があります。
単純に時短などを抜いた通常時の回転数のことです。
一応太字で定義を書いておきます。
期待値計算では、一日でどれくらい回すか?のところで使います。

通常時総回転数 = 出玉や現金投資で回した回転数(時短を除くもの)

通常時総回転数も自分で打った台で情報を把握しておくしかありません。
1000円ごとでも、5000円ごとでもいいから、記録を残す習慣を付けましょうね。
わたしはマックスタイプは2000円ごとにいつも測定してメモを残しています。

 

⑥:持ち玉比率

通常回転させる際、持ち玉の時と現金投資の時がありますよね。
この持ち玉比率は、持ち玉でどれくらい回したか? を数値化したものです。
具体的な定義は下記の通り。

持ち玉比率 = 持ち玉回転数 ÷ 通常時総回転数

例えば最初現金投資をしていて、500回転で大当たりをしたとします。
その後、持ち玉が豊富になって、閉店まで1500回転を出玉で回したとします。
すると持ち玉回転数は1500回転、通常時総回転数は2000回転となるので、
1500 ÷ 2000 = 0.75 となり、75%が持ち玉比率となります。

この数値が高い方が良いのは分かりますか?
例えば1玉3円のお店なら、現金投資した場合1玉4円の玉を投資に使っていることになるので、なるべく出玉(1玉3円)を投資に使う方がお得だということです。

こちらも通常時回転数と同様に自分が打った台で情報を把握しておくしかありません。
どこが持ち玉でどこが現金投資かを、回転率や通常時回転数のメモと一緒に取っておきましょう。
これも自分でやるしかありませんからね。

以上が期待値計算に必要な6つのキーワードとなります。


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期待値計算をやってみよう!

今までのキーワードをいきなり完璧に理解する必要もなければ、手計算で今すぐできるようになる必要もありません。
ツールなどに入力して、とにかくやってみることが大事。
やっているうちに性質も見えてくるし、理解も深まります。
わたしがオススメするウェブサイトは、パチンコ副収入のすすめというサイトです。
ここでわたしは期待値計算の基礎を学びました。
今回はこのサイトの計算ツールを使って練習してみましょう。
期待値計算サイトはこちら

さて、大海物語スペシャルMTEという機種が昔ありましたが(今でもあるところも)これを教材に練習してみましょう。
まずは上記の期待値計算サイトを開いて、下記の数値を入力してみましょう。

回転率 = 21
平均出玉 = 1450
換金率 = 30 (このサイトでは100円を何玉と交換か?で入力するため)
トータル確率 = 100
通常時総回転数 = 2000
持ち玉比率 = 0.65

どうなりましたか?
一応画像載せときます。

期待値計算例1

結果はどうなりましたか?
一応うまくいった場合の画像を載せておきます。計算結果1

こうなってれば成功です。
つまり、この台の日当は11746円ということになります。
もう一個課題を与えますね。
色々数値をいじって、20000円くらいになるようにやってみてください。

どうでしたか?
いっぱい回る台にする。
持ち玉比率をあげる。
出玉を増やす。
通常回転をもっと回す。

こういったことをやると値段があがりますよね?
そのようにして、理想の台を想定することが重要です。
この理想の値がないと、釘読みも店探しも出来ないんです。
やってみると何となくポイントが見えてきたのではないでしょうか?

期待値計算を利用した立ち回り

これで期待値計算について何となく分かっていただけたのではないでしょうか?
今までの勉強を活かして、とにかく自分が一度打ってみた台で値を入力し、値段を出して実力を把握してみましょう。
そうすれば、勝ちたい額に対して何が足りないかが見えてきます。
例えば、海を打っていて回転率が19回転だったとします。
これで計算してみると2000回転で5000円しかない・・・。
でも21回転だと15000円だ!
といった具合に分かるようになります。
そうすれば、今日打った釘より2回転多く回る釘の台を探すことが目標になりますね。

このように、常に自分が打った台の実力を把握し、目標の値段に対して満足しているか?足りないならどのレベルの台なら足りるようになるか?
常にこの辺りを意識することで、どんどん勝てるようになっていくはずです。

まとめ

・ツールや計算シートを使って、自分の台の実力(期待値)をしっかり把握できるようになることが重要。
・自分の台の実力の値段と、理想の値段を比べることで改善点が見えてくる。
ツールでなく手計算でやりたい場合は、「予想出玉」と「予想投資」を自分で出す必要があるが、これはツールや計算シートを使いこなせるようになってからでも遅くない(こっちのやり方は別の記事で載せますね)

次回予告

次の記事では、釘読みに関して説明していこうと思います。

パチンコ・スロットの勝ち方講座 第三回 釘読み
ご覧頂き、ありがとうございました!

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