止め打ちや変則打ちがお店に注意されるようになったり、出禁にされたりと、年々厳しくなってきていましたが、ついに出玉没収の報告が何件も耳に入るようになりました。
いくつかその事例を紹介していきます。
大阪で起きた出玉没収事件の裁判
2014年に大阪で出玉没収の事例が発生しました。
没収されたのは10人位のグループ集団です。
初日に集団で出玉を共有して打っていたところ、お店側より
「集団での出玉共有」と「止め打ち・変則打ち」に関して注意があったそうです。
そして2日目、お店の注意を無視して前日の貯玉で打っていたところ、店側に出玉と貯玉の全てを没収されたということです。具体的な店名が出てこないのですが、「業界最大大手」と書かれているのでおそらくあそこだとは思うんですけどね。
そしてグループのリーダーの方が、お店側に没収された出玉と慰謝料を求めて裁判を起こしました。
簡易裁判所 ⇒ 地方裁判所 ⇒ 高等裁判所
と、上位の裁判まで進んだ訴訟でしたが、2015年5月の段階では、店側の行なった出玉・貯玉没収が妥当であるという「店側の全面勝利」となっているようです。
争点は「出玉共有」や「変則打ち」ではなく、「お店側が事前に通告しているパチプロお断り」の部分だったようです。
ですので、「没収された側の人間がパチプロであるかどうか」が判定されたようですが、結局打ち手側にニートであることの物的証拠がたくさんあったため、パチプロと認定されました。
認定された以上、「お店で告知されている通り、パチプロなので入店してはいけない」
「入店してはいけないのに入店して打ってたんだから、その日起きたことは全て無効」となったようですね。
ここで恐ろしいのは、「お店が事前に通告さえしていたら、出玉没収を含め、何でもアリ」ということだと思います。
こうならないためにも、極力お店の嫌がる行為、目立つ行為は避けなければなりませんね。
貯玉も必要以上に持たない方が安全かもしれません。
最大大手のマルハンもこのようにブログで宣言しています。
今後、強気に厳しい対応を取ることが考えられます。
関連記事や動画を挙げておきます。
立花孝志さん パチンコ店で出玉没収された裁判は店の勝ちでした
パチンコライターのミネッチさんが出玉没収
2015年12月4日にミネッチというパチンコライターさんが出玉を没収された事件。
これははっきり店名が出ていました。
「東京イースト」というお店だそうです。
彼は止め打ち、変則打ちの類をしていたそうなのですが、お店側からの注意が一切なく出玉交換の時に突然没収だったそうです。
このように、繰り返し行為ではなく一発アウトの事例まで発生してしまいました。
該当記事 ⇒ 【悲報】パチンコライターのミネッチ氏、東京イーストとかいうパチ屋で景品交換の際に出玉を没収される
なんかこれに関してはもう防御不能というか、1番の記事で紹介した大阪の裁判の件よりもずっと深刻な気がします・・・。
注意も何もせず、いきなり交換拒否。
こんなことがあったら、初めてのお店だと怖くて打つこともできないです。
出玉没収が全国的に行われるようになったりしてきたことがあったからなのか、店側がその流れに乗って「何でもかんでも気に入らなきゃ没収!」とやるようになってきているのかもしれません。
やりすぎると一般客にも被害者が出始めると思います。
そうなれば一般客からも信頼を失い、どんどん過疎化が加速する流れになると思います。
何事もやりすぎると、バランスが崩れると思うんですが。
わたしもこの件では防御不能・回避不能でどうしようもないように感じます。
気を付けるにしても、初めての店では無茶をしないとか、その程度でしょうか。
なんだか、何もかも嫌な気分になってきますね。
ご覧頂き、ありがとうございました!
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